ダリア園の様子~つながりの一夜~
10月22日夜、ダリア園にはたくさんの行灯がともされました。
『ウェルネスを実現するまち、たからづか』
をコンセプトに宝塚市ウェルネスツーリズム推進事業のひとつとして今年採択された催しです。
10月22日昼 宝塚市ダリア園で摘み取られた花びらをドライ化し、市内2校の小学校3年生のみなさんによって装飾された約100基の行灯は、静かにその時を待ちます。
夜が深まるにつれ、花びらで施された模様がくっきりと浮かび上がってきます。
灯りのもとで、自分の飾った行灯を見つけたお子様やお家の方々の笑顔と歓声が響きます。
ゆらめく灯りを見つめていると、時を忘れてしまいそうな気がします。
すぐそばに、家族や友達・仲間がいてくれる安堵感もあるのでしょう。
自然は、時として心をやさしくし、人との出会いは、人生をより豊かにしてくれます。
たくさんのアイディアと協力で実現した今回の催し、一夜限りの日常からかけ離れた空間が、みなさまにとって居心地の良い時間となりましたなら、大変嬉しく思います。
そして夜が明け、昨夜の静寂さがまるで夢の出来事だったかのように、ダリア園にはいつもの賑わいがもどってきました。
蕾も次々に咲き誇り、まだまだ見頃が続きます。
朝晩の冷え込みが気になるのですが、これからようやく咲き始める品種もありそのマイペースさも、ちょっと愛おしく感じられます・・(*´з`)
開園期間も、あと10日程となりました。みなさまのお越しをお待ちしております。